うつ病治験 体験記① 治験って儲かるの?うつ病の治験ってどんな流れ?を説明します!
こんにちは!
現在絶賛就活中の大学4年生です。
就活のストレスからか最近よく眠れないことが多くなりました。
鬱っぽくなってしまっているのかな?と思い始めたころ、
広告でたまたまうつ病治験のモニターを発見し、応募してみました!
うつ病の治験ってどんな流れ?
応募の流れは以下のようになります
- SMTという治験募集サイトから事前アンケートの回答
- 治験コーディネーターと電話面談
- 治験を実施する医療機関で身体検査
- 次回案内
それぞれの段階について詳しく説明します!
①SMTという治験募集サイトから事前アンケートの回答
まずはWEB上で事前アンケートに答えます。
ここでは、うつに関する最近の症状などを尋ねられます。
うつ症状が軽い場合、また、重すぎる場合などは治験対象外になるようで、
事前アンケートで、参加適格があるかどうか大まかに判断されるようです。
参加適格があるとなった場合には次のステップである電話面談に進みます。
事前アンケートの最後の場面で治験を受けたい医療機関のエリアを選択します。
その後治験コーディネーターとの電話面談の日程調整の案内が表示され、
自分の都合の良い時間を選び、アンケートは終了となります。
②治験コーディネーターと電話面談
事前アンケートで選択した日時ぴったりに電話がかかってきます。
ここでは①の事前アンケートで聞かれたような、
うつ病に関するチェックリストのようなものを口頭で尋ねられました。
うつ病治験の参加適格があるかを再度確認されていたように感じます。
治験に参加できる可能性があると判断されると次は、
治験コーディネーターとの電話面談に進みます。
また都合の良い日時を約束し、その時間に電話がかかってきます。
治験コーディネーターとの電話では、治験を受ける医療機関の案内と、初回、2回目、3回目の診療を受ける日時を約束します。また、持ち物の確認なども行いました。
③治験を実施する医療機関で身体検査
約束した期日に該当医療機関を訪ねます。初回診察は3時間程かかりました。
治験の説明、うつ病チェックリストの回答、尿検査、心電図検査、採血、医師の診察などを行いました。
④次回案内
うつ病治験には睡眠日誌の提出が義務付けられているようです。
睡眠日誌記録用のiPadと充電器、説明書が渡されました。
また、治験参加への負担軽減費として1万円を手渡されました。
ちなみにですが、診察代と交通費は自己負担です。
負担軽減費から診察代が引かれたものを手渡されると思っていたのですが、
実際には、治験コーディネーターから1万円を貰う→受付で診察代を支払う
というように、別々で行われました。
治験って儲かるの?
結論から申し上げますと、治験をアルバイトと捉えるとかなり割は良いと思います。
今回の治験は、診察代や交通費の負担軽減費として、通院するごとに1万円支給されるというものでした。
今回の診察代は2790円、交通費は420円だったので、実質6790円のプラスでした。
今回の診察は初回ということもあり、
診察、治験説明などすべて合わせて3時間程かかりましたが、
3時間で6790円貰えるというのはかなり割が良いのではないでしょうか…?
時給に換算すると、時給2250円ほどになりますからね!
まだ正式には使用されていない薬を用いるとはいえ、
うつ病の治療を無料で受けられて、お金も貰えるなんて、
貧困大学生にはうれしい限りです……!
治験に参加してみての感想
実質負担ゼロでうつ病の投薬治療を体験できるというのは
本当に貧乏大学生からしてみればありがたいなぁと思いました。
でも、クリニックガチャに失敗したなぁ…と思い、多少不安感は残ります。
というのも、私が今回通っているクリニックなのですが、
先生のカウンセリングがほとんどないんです!!!
治験ではなく、普通にそのクリニックに通われている方々が
診察室に呼ばれてから診察室を出るまで、1,2分しかなかったんです
ウソだと思うかもしれませんが本当です!!!
グーグルマップの口コミにも、
「診察が1分で終わる」
「薬を貰いたい人には合っているが、話を聞いてもらって寄り添いながらの治療を求めている人には向いていない」
などの記載があり、少々不安は抱いていたのですが、本当に口コミ通りのクリニックだなぁと思いました。
治験モニターという身分ではありますが、私も診察を実際に受けてみて、
クリニックの先生に、患者さんの身の上話を聞こうという意思を全く感じられず、
「精神科ってこんな事務的なものなのか」となんだかがっかりしました…
このブログでは今後もうつ病治験のことについて書き記していこうと思います!
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